節約:フライパンがだめになってしまった理由!
<テフロン(樹脂コーティング)のフライパンがだめになってしまった理由>
●空焚きをしてしまった …フッ素樹脂加工が剥がれてしまう。260℃位、耐熱温度以上に熱すると劣化。
●水で急激に冷やしてしまった …より早く劣化するようだ。いつもやっていることだったりする。
●フライパンを冷蔵庫に入れて保存してしまった…塗膜の内側に調理物の汁が入り、表面が破れてむき出しになる。
●フライパンをすぐに洗わずに放置…塗膜の内側に調理物の汁が入り、表面が破れてむき出しになる。
テフロン製のフライパンは始めのうちは焦げ付かず便利だが、デリケート。使い始めて半年もしないでだめになってしまった。油を塗ったりごまかしながらそれでも使っていたけれど、どうやら復旧は見込めないようだ。業務用のテフロンスプレーを上手に塗り付け加工する方法も考えたが、取り扱いが難しいし値段も高い。それよりも、1000円ちょっとも出せば新しいテフロン製のフライパンを買うことが出来る。そうなると、テフロン製フライパン → 使い捨てのフライパン?? 世界中で大量のテフロン製フライパンが捨てられているとしたら、これ大丈夫か?たしかに先日も燃えないゴミにテフロン製のフライパンが投げ捨ててあった。問題じゃないか。
<鉄製のフライパンを使う>
少し重たいが、鉄製のフライパンを使いたい。この方が長く使えるし、取り扱いも案外手軽だ。
■鉄製のフライパン/焦付きがひどくなったときのメインテナンス→
(1)乾いたフライパンに、塩を一つかみ入れて、火にかけて加熱する。(2)熱くなったら、火にかけたまま、木綿の布巾を畳んで手に持ち、塩でフライパンを洗うような気持ちで、強くこする。(布巾は生乾きくらいが良い。塩がかなり熱くなるので気をつける。)(3)10秒ほどこすったら塩を捨てる。(4)水洗い流して火にかけ、水気をふきとり、乾いたら火を止めて、サラダ油をぬっておく。
■鉄製のフライパン/ふだんの取り扱い→
鉄製のフライパンであれば、油を使った料理(炒め物)の後、煙が出るくらい熱して、水をかけて、洗剤を使わずにたわしで掃除。その後、軽く空焚きして水分を飛ばしてそのままかたづければ良い。非常に薄く油がひかれた状態になり、これを続けていくと、テフロン加工並のこびりつかないフライパンになる。さびないよう新聞紙でつつんで収納しておくのもマル。
買うとき、持ち手が熱くならない木製のものを選ぶとよい。値段は少々高いが一生使えるとみた