TIPSノート:ケンミレ式投資とは?

ケンミレは、元はソフトウェア会社だったようで、海外から投資ソフトの作成依頼がくるなど定評のある会社のようですが、それが近年、投資ソフトの提供だけでなく、投資学習・指導も本格的に行い始めたという経緯らしい。これまでケンミレの名前は時々投資関連の広告でみたことはありましたが、今回私が使っている証券会社のひとつ(ジェット証券)でおすすめしていたので興味を持ち、1ヶ月無料トライアルに参加してみたので内容をまとめておきます。(ページ→ケンミレ株式情報


まず本が3冊届いて投資に関するケンミレの学習方法が丁寧に解説してあったこと。それから、ホームページにも期間限定でアクセスが可能になり、ホームページの内容では隅々まで見渡すのが大変な程の内容で基礎学習に力をいれていることが分かります。


・会員ページの内容:
1. 投資の基礎学習(コラムやチャート解説)
2.割安株の安全な見分け方を学習させる
3.トレーニングモードがあり、投資シュミレーション売買で腕を磨く事を推奨
4.JAVAを使ったチャート表示。ケンミレ独自の抵抗ラインを表示。自分で割安株を探す参考に使う


・ケンミレの投資法 要点:
ケンミレの投資では、投資のタイミングに最も注意をして投資する方法で、中長期スタンスでじっくりここぞというタイミングを持つというスタイル。以下の中でも最もリスク1のタイミングを推奨しているようです。
基本は待ち伏せ買い。「待ち伏せ買い」では、大きく下がった時期に投資ができれば、何を買っても儲かる可能性が高いこと。ここでのリスクは買った後に多少株価が下がる可能性があるが、そろそろ下落相場が終わって上昇に転じるかもしれないというタイミングを見極める事ができるようになることが重要だと解説されています。こうして『割安な時を探して投資する』ということが繰り返し述べられています。


ケンミレ式の買いタイミング:
(1)TOPIX(大型株)指数または小型株指数が大きく下がった時大きく下がっている銘柄を選ぶ。<このリスク度1を推奨>


(2)東証33業種別株価指数(業種で大きく下がっている時に、その業種に含まれている銘柄から割安株を探す)、または「東証1部主力(テーマ別インデックス)」が大きく下がったときに採用銘柄で大きく下がっているものを探す(市場全体が大きく下がると下がってしまうリスクあり)<リスク度2>


(3)ケンミレの独自の指標の中から割安になっている銘柄を抽出。このなかから選び投資する方法。(市場全体が大きく下がると下がってしまうリスクあり)<リスク度3>


(4)銘柄固有の理由により大きく下がったもの。(良い銘柄と悪い銘柄を見抜いて投資する)技術力と分析力が必要になるので上級者向け(銘柄固有の理由により下がるリスクあり)<リスク度4>