TiPSノート:預貯金・何年で倍になるか「72の法則」

預貯金何年で倍になるか?
計算式・・・72÷預けた金利
預貯金と言えば、長きに亘って続いていたゼロ金利がこの夏ようやく解除となった。ただし、解除と言ってもまだまだ低金利に違いはない。どれくらいの低金利かと言えば、「72の法則」を使うとよくわかる。
この法則は預けたお金を複利で運用した場合、何年で倍になるかが簡単にわかる法則である。72を預けた金利で割ればいいだけである。例えば、3%で預けたのであれば、72÷3%=24となる。つまり、24年で預けたお金が倍になる。6%であれば12年である。バブル崩壊直後の90年9月には定期金利で6%以上の金利がついていたので、当時、6%で預けていた預貯金は10年でほぼ倍近い金額に増えていたことになる。ちなみゼロ金利解除前の0.001%(普通預金)であれば、倍になるのに72,000年かかるということになる。
ペンタゴンの川口一晃HP