TIPSノート:株は分散して持ったほうが良い

株は分散して持ったほうが良い。というか、投資資金をひとつの銘柄だけに突っ込むのは危険だ。
今の資金が100万円、ストップ安になる確率は10%だと仮定する。そうするとひとつの銘柄に100万全額を突っ込むと、10万円を失う可能性は10%になる。しかし二つの銘柄に50万円ずつ突っ込めば、10万円を失う=両方がストップ安になる可能性は1%になる。ストップ高になる可能性も同じく10%だとすると、二つの銘柄に分散させた場合10万円プラスになる可能性は下がる。しかしここは防御力を高めるべきである。
なぜなら10%を失って90万円になってしまった場合、それを100万円に戻すためには11.111%を増やさないといけないからだ。10%を取り返しただけではまだマイナスなのだ。投資は元手が少ないほど不利になる。
株で負けない(元手を失わない)ためには、銘柄を複数持つべきである。もし非常に上がりそうな銘柄がひとつだけ見つかったとしても、そこに資金全額を入れてはいけない。資金の半分なり三分の一なりに抑えるべきだ。もし持っている株が大きく下がったとしても、ナンピン買いをしてはいけない。もし買うのなら、同じ値上がり率を期待できる別の銘柄を買うべきである。もしひとつの銘柄に全額を突っ込んでしまった場合、それがプラスでもマイナスでもすぐに半分以上を売って、やはり同じ値上がり率を期待できる別の銘柄に買いかえるべきである。と、ひとつの銘柄に全額突っ込んだ挙句、ストップ安で失った人間が語ってみました(ブログ)