TIPSノート:オススメ株漫画・『株-マーケット』 セリフ集

漫画喫茶で書きました。

株漫画ー「株-マーケット」
観月 壌 (著), 川島 博幸 (イラスト)

ストーリー:ニューヨークの天才トレイダー志摩真が日本に帰国、株式投資の本質とは何かを経験していくという物語。 「株価が動く要因はどこにあるのか」「そもそも投資とはどうあるべきなのか」
「何に注目し判断を行うべきなのか」など、株式投資における基本中の基本を、ベースのストーリーの展開の中で分かりやすく説明している。特に初心者には一度目を通しておいて欲しい、オススメ漫画。
漫画の中のセリフ集:
・甘ったれるな!運だけに頼れば株も一か八かこの欄干を渡るようなギャンブルにすぎない!!だが株なら運に頼らず先を読めば自分の力で勝つこともできたはずだ!!!
・マーケットは人の欲で動いている。人の欲なら人が推理することもできる!
・自分の知っている業種で10年後もっと儲かりそうな会社を選べばいいんだ。ただし覚えておけ…他人を信じるから儲かるんじゃない、自分を信じるから儲かるんだ!自分を信じて自分に賭ける…それが“リスクを取る”って意味だ!!
・コンパスも海図もデータはすべて正確…それでも不安になる…海は何が起こるか わからないから…
・「板子一枚下は地獄」そう…株の世界じゃ波に翻弄されるこの船のごとく…
・株価は会社の通信簿…無理に上げても材料がなければすぐバケの皮がはがれる
・業績は数字だけじゃわからない、社員の活気は会社の側の店でわかる…株を買うときの常識なんだよ
・甘ったれるな!金を儲けるには2つの方法しかない。体に汗をかくか、頭に汗をかくか…
・株じゃこういう“儲けたいなら銘柄に惚れるな”…
・「“相場は負けから始めるな”、ですね。気持ち 資金 相場の流れ 銘柄の動きから体調まで、どれもマイナスから始めれば勝てるわけはない
・自分の保有銘柄を他人に喋るのは自信がないからや、違うか!
・“天井三日、底百日”という言葉がある、「空売り」は当たれば短期間で儲けることができるが、当たれば大きいが外れれば損も急加速する
・マーケットでは“銘柄を買うな、時を買え”という、銘柄は知恵で選べる、しかし…時を選んで踏み出すのは勇気だ。勇気を持って挑む、それが「リスク」という言葉のもともとの意味だ
・株(マーケット)は人が動かしている、大事なのは株じゃない、株の後ろの人を見抜けるかだ!!


話の筋:
株価を左右する大きな要因である「人の欲」が見えるニューヨークの天才トレイダー志摩真、兜町で南海証券を立ち上げたもう一人の天才トレイダー志摩蒼一と相対。 具体的にテクニカル分析がどうとか長期投資が云々といった技術書的な解説は無いが、株式投資における基本中の基本を、ベースのストーリーの展開の中で分かりやすく説明している。彼は相場の上下を一円単位で見通せるほどの凄腕だ。株で千戦千勝の南海証券社長の父・蒼一に対し敵愾心を燃やす真だが…!? 武器は金、戦場は株式市場!