TIPSノート:ETFとは

■「ETF」 とは(意味)
ETF株価指数連動型投資信託受益証券』といい、日経225(日経平均株価)やトピックス(東証株価指数)などの株価指数に連動することを目的として運用される投資信託で、通常の株式と同じようにリアルタイムで相場をみながら売り買いができます。

証券取引所の立会時間中は、市場でいつでも売買が可能です。一般の投資信託の場合は、ETFの最大のメリットは、株価指数に連動するという分かりやすさや、分散投資のメリットを備えながら通常の株式と同じように立会時間中いつでも売り買いを行なうことができること。また、信用取引も可能で、相場見通しに応じて信用による買建て・売建ても行なえる。米国では、ETFは1993年以降アメリカン証券取引所を中心に急成長を遂げ、最近はニューヨーク証券取引所にも上場されるなど、世界で100銘柄前後・10兆円近くの資産が運用。

ウォール街で勝つ法則」によると実績を見ると大部分のファンドはS&P500を上回っていません。
たとえば、1994年から10年間といういちばん好調な時期でさえ、アクティブ運用ファンドの26%しかインデックスに勝てなかったデータもあります。さらにインデックスを何%超えたかまで吟味すると、事態はもっと悪いそうです。
結果、パッシブなインデックス運用が爆発的に増加しました。インデックス運用が機能するのは人間の余計な意思決定を排除し、大型株投資に徹するという単純な戦略を自動的に行うことが奏功している。この手法はファンドの80%を常に凌駕してきたそうです。



ETFと一般の投資信託との違い

 ETF(上場投資信託一般の投資信託
取引方法受益証券の売買受益証券の設定・解約
取引価格リアルタイムで価格が変動
市場価格(株価指数に近似する)が変動。指定可能(成行・指値可能)
終値で計算する価格で1日1回
指値できるできない
同日の売買できるできない
信用取引できるできない
ETF一覧 (チャート)(Yahoo!ファイナンス表示)

大和証券 ETFとは


ETFに目を付けたのは賢明だと思います。証券会社があまり薦めない事からも個人にとってはいい商品です。普通の人は、株式投資=個別銘柄ではカモにされ、孤独な敗北者で終わります。小口個人はカモって次つぎ回転させなければ株式市場は衰退です。ETFで買い建て、売り建て(信用取引をむやみに薦めませんが、信用取引の心構えも本に書いてます。)をうまく組合せてやれば、チャートやファンダメンダルスやプロの動きに関係なく安定した収入が得られると思います。


ETFについてわかる本は?:A."ETFするなら浜島 昭平さんの『ネット投資家の戦い方』、『ネット投資家の儲け方』(両者とも明日香出版社)・有名な本なのでお読みになったかもしれませんが。” 質問掲示板回答』