はじめての株

はじめての株
     ★はじめての取引で大金をつぎこむのは絶対におすすめできません!
     株取引には多くの知識が必要です。まずは架空の取引→少額取引から。
     知識を深め、楽しんで取引できるようになってくださいね!



インターネットでの株取引のしくみ
インターネットでの株取引のしくみはどういったものなのでしょうか。まずはじめに株の様子を表した表を『チャート』といいます。株価は日々常に値が変化しています。右肩上がりの株/横ばい/下がっている株。「これからこの会社は成長するだろう」「これから景気は上向くだろう」と思ったら安いところで『買い』、いずれ高くなったところで『売る』のが基本的な流れ。そうすると利益が出ます。また株の中には決算期に持っていると株主優待や配当金が得られるものもあります。これらを大きくわけて二つの利益、『売却益(キャピタルゲイン)』と『配当金(インカムゲイン)』といいます。インターネットの証券会社のネット取引サービスでは、家にいながら簡単に株の取引ができ、携帯からでも取引が可能なもの、また時間中に買えなくても夜でも株を買う事ができる(マネックス証券の『マネックスナイター』や丸三証券などで行われているサービス)ものがあります。資産運用の手段として、また社会勉強として、また自分が応援したい会社の株を買うことも経済の発展につながることもあり、そしてやはり一番の魅力は取引によって得られる利益があります。知識を深め自分の余剰金の許す範囲で取引に参加していきましょう。


証券会社とは
株の売買は証券取引所への売買を仲介する証券会社を通じて行います。そのため証券会社へは取引に手数料・口座維持料を支払わなくてはなりません。現在インターネット専用の証券会社では、窓口や営業員とやりとりする取引と違ってコストがかからないため、年間の口座維持手数料がかからないこと。そして、株の売買の手数料については、窓口の半分以下の料金でサービスが行われています。インターネットの証券会社はたえず値下げ競争を行っているので、手数料はさらに安くなってきました。なかには20万円以下の株の売買を無料といったサービスを行っている証券会社もあります。


まずは取引に慣れる

実際の株取引ではお金を扱うため慣れていないと注文する事もできません。またじっと見ているだけで注文タイミングを逃したり、操作があやふやだと全く前に進まない状況になります。このような実際の株取引の前にまずは売買のシュミレーションをおすすめします。実際に売買する前に、こういった感覚を養うことは大切です。Yahoo!ファイナンスの気になる銘柄を見ながら架空の売買でも良いのですが、中には株取引がシュミレーションでできるホームページがありますのでおすすめです。実際の取引の20分遅れですが、株価を表示し本格的な売買を体験できるようになっています。これまで売買がうまくいっていないと思う人にもおすすめ。まずは本番気分でやってみてください。同時に株取引について詳しい知識を深めて行きましょう(→まとめ:勉強になる株取引)。
ダイワの株式投資ゲーム
投資ゲームの使い方:本番気分でやってみてください


証券会社を選ぶ
はじめての株取引ではやはり使い方が慣れていないので、売買手数料が無料の証券会社を利用しましょう。通常100円で買った株を101円で売れ利益が出ますが、証券会社の手数料体系や売買する取引額によっては、手数料を引かれてしまうと利益がそのまま消えてしまうからです。そのことからも安い手数料にこだわることは大切です。これが初心者向けの第一歩です。

  丸三証券 20万円以下の売買は無料 / 開設後2ヶ月の手数料は無料
  松井証券 10万円以下の売買は無料
  楽天証券 開設日から3ヵ月間のみ20万円以下の売買は無料


無料で読めるニュースなどサービスを得る
証券会社をいくつか契約しておくと「無料で読めるニュース」やサービスが利用できるようになります。自分に合っていると思えるところを発見することもあります。例えば楽天のチャート表示では背景が黒でなんだか苦手だなあという考えや、シンプルな注文ができればそれでいいと思うこともあります。興味を持った証券会社を複数登録しておく事も有効な方法です。


株取引のツールを始め、手数料を比較してまとめ

(丸三証券松井証券のリンクもあります)


証券会社・登録の手順
証券会社を選び、申し込みを記入しフォーム送信(資料請求)すると、約1週間ほどで資料が送られてきます。書類に目を通し確認します。サービス内容の比較もできるので、この送られてきた資料を比べてみてください。登録は、捺印・身分証明書のコピー(健康保険書等)が必要になります。手数料コースの選択/口座に入れたお金を使っていない時は安全に資産運用してもらうか(MRFに契約)を記入します。この書類を発送しそれから約1週間程で契約成立となります。この時点でアカウントが送られてきて、証券会社のニュースや情報などが利用できるようになります。実際に証券会社の口座に実際に入金をすればその時点で売買が可能になります。




このほかの知識としては
■取引をする際には証券会社の特定口座に振込みが必要になるので、ネット銀行のイーバンクに口座を持っていると便利。振り込み手数料が安くできます。振込はあまり頻繁に行う事はないのであまり振込手数料に慎重になる必要はないです。
■口座開設までだいたい15日以上かかります。「開設がどこよりもスピーディ」としているジェット証券もサービス共充実で満足です。


損をしない為に
物価が上がったり企業成績がいいニュースなどから、国内そして海外の景気が上向いている事を確認して買うこと。海外、とくに米国での政治や経済不安がますます募っているような状況では手を出さないこと。東証一部上場中で自分な身近に思っている企業を選ぶ。上場したての株やベンチャー企業の株よりも、東証一部上場の株のほうが値動きに安定感があります。この業績をみて伸びていることを確認してから買うこと。
株を買ってからは日々のニュースをチェックして政治的な変化に注意をすること。株価が上昇してきたので安心してみていられると感じても、チャートの移動方向から少しでも反れてきたと思ったら即座に株を売ることです。


初心者のデイトレード
デイトレで生き残れる人は全体の1割、全体の8割が6ヶ月以内に脱落している」ということが本や雑誌によく書かれています。まずはじめに、初心者にはデイトレードは無理です。雑誌等で取り上げられているような成功したデイトレーダーなどがあたかも簡単に成功したのだろうなどと、気軽な気持ちで臨んでしまえば、運や勘だけで出来るのもではないという事をあっという間に知らされることになるでしょう。もちろん大多数のデイトレ脱落者の中にはこれまで知識や経験を積み、長期投資を行ってきた経験者ももちろん少なくはないはずですから、それでも難しいという事です。安易に考えてはいけないのです。
それでも、もしデイトレードをやりたいという志しがあるならば、知識積み重ねと経験が必要になると思います。